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レビュー:MAGPUL CTR ストックをBCM MCMRに装着

#外装パーツ#ストック#Magpul#実物

レビュー:MAGPUL CTR ストックをBCM MCMRに装着

MAGPUL製のストック『Magpul CTR Carbine Stock Mil-Spec Black』をデザートカウボーイにて購入したのでレビューします。

マグプルのCTRストックはレプリカも数多くリリースされており、AR-15やM4を外装カスタムするならまずこのストックに変えてみるのが多くのサバゲーマーが通ってきた道だと思います。

CTRストック自体はMAGPULが出している純正品以外に、エアソフト向けのブランド MAGPUL PTS が出しているものやその他多くのレプリカメーカーが発売していますが、今回はMAGPUL本体がリリースしている実銃パーツ、いわゆる実パものとなります。

今回はBCM MCMR 11.5の電動ガンモデルのストックを、標準のBCMガンファイターストックから交換します。

内容物

内容物

内容物を紹介します。

  • CTRストック本体
  • 説明書
  • バージョン違いの注意書き
  • マグプルのロゴシール

CTRストックは取り付け可能なストックチューブの規格としてミルスペックとコンシューマスペックの2通りがあり、注意書きは異なるチューブには正しく取り付けできない旨が記載されています。東京マルイをはじめ多くの電動ガンはミルスペックに合わせてあると聞きますが、事前に調べておいた方が良いです。注意書きがわざわざ同梱されているので、間違えて購入されることが多いのでしょう。

BCM MCMR 11.5はミルスペックのストックチューブとなっています。

Magpul CTRストックの外観レビュー

Magpul CTRストックの右側面

Magpul CTRストックの左側面

CTRストックは下位互換のMOEストックに対してスライド位置のロック機構が備わっていることが特徴で、実戦で活動中にふいにスライドが外れないしっかりとしたホールド感が魅力的です。

サバゲーで使用中にロック機構がないストックでもこれまでにズレたことはないので、機能性というよりもサバゲー用ではやはり最高峰のストックを使用しているという所有欲を満たすことの方が役割は大きいでしょう。

Magpul CTRストックのパッド面

Magpul CTRストックのパッドを取り外した様子

パッド部分はマグプルのロゴとネジで2か所が止められています。ネジ以外にストック本体にはめ込むためのツメもついており、パッドを取り外すにはネジ以外にツメを押し込む用の道具かドライバーで押し込むことが必要です。素手ではかなり取り外しは難しいと思います。説明書ではネジを取り外す際に使用するドライバーでそのまま押し込めばいいような記載となっています。

パッドを外せばストックチューブ内にアクセスできるようになります。電動ガンで使用する場合はストックチューブ内にバッテリーを収納できることが必須条件となります。

Magpul CTRストックのストックチューブ面

ストックチューブの面は一般的なAR-15系のものと変わりありません。

Magpul CTRストックのバッテリー装着の様子

一般的なストック内収納に対応したリポバッテリーであれば問題ないと思います。ストックのスライド位置を最短にする場合、ケーブルの余りを押し込む形になるかもしれないので長さ調節が必要になる可能性があります。

BCM MCMRに取り付け

Magpul CTRストックを取り付けた様子

BCM MCMRの標準ストック(ガンファイターストック)の取り外し方法は分解動画を観た方が良いです。やり方さえ知っていれば特に苦戦することはありませんでした。

CTRストックの取り付け方法は外し方動画を参考にした方が良いです。CTRストックは取り付けと取り外しが力が必要なことでそこそこ有名な癖の強さがあるので、初めての取り外しの場合は予習した方が良いです。

Magpul CTRストックのフィット感

BCM MCMRへのフィット感についてですが、正直悪いです。元々標準の状態でもVFC製のBCM MCMRはストックのがたつきが報告されているのですが、CTRストックを取り付けることでより悪化します。これはVFC製のストックチューブが実際のミルスペックよりも数mm小さく作られていることが原因のようで、CTRストックに原因があるわけではありません。41PXの紹介しているようなストックチューブの交換などを試すと改善できます。

Magpul CTRストックとBCMのストックの比較

たとえがたつきが増えようとバッテリーアクセスが面倒になろうと、個人的にはCTRストックのすっきり感は捨てがたいです。BCMのガンファイターストックはバッテリーへのアクセスという点ではずば抜けて良い製品だと思いますが、もっさり感というとファンに失礼かもしれませんが外観が好みではないです。標準でもがたつきが凄いのでデメリットはバッテリーくらいですからね。


電動ガンで使用する場合、バッテリーアクセス性はCTRストックはかなり悪いです。パッドのネジを外してツメを外すという工程が必要なためです。所有欲とのトレードオフとするかガスガンに使用するのが最もオススメとなります。

パッドはMAGPUL純正でよりリコイルを吸収できる厚みの増えたアクセサリーがリリースされているので、気になる方はチェックするといいと思います。他にもサードパーティとなりますが、電動ガンのバッテリーを収納するスペースを確保したエクステンダーも販売されているようです。見た目が不格好になるので許容できる人専用ですね。