EstrildaEstrilda

Game

エルデンリングのキーワードやデミゴッドへの覚書

#ELDEN RING

エルデンリングのキーワードやデミゴッドへの覚書

『ELDEN RING』のキーワードに関する個人的な理解を整理のためにメモしておきます。

ネタバレありです。

キーワード

エルデンリング

世界の基盤となっていた概念。

ゲーム開始時点では破壊されてしまっており、再びそれを手に入れたものがエルデの地の王となる。主人公ら褪せ人の目的はエルデの王となること。

破壊された原因は「破砕戦争」と呼ばれる戦争。

狭間の地

ゲームの舞台。「エルデンリング」がその根幹となっている「黄金樹」(生命そのもの)により祝福された土地。

ある時から「祝福」を失った者が現れ始め、祝福を失った者は「褪せ人」と呼ばれ、狭間の地を追放された。

狭間の地は「女王マリカ」と「最初の王ゴッドフレイ」により統治されていたが、破砕戦争をきっかけに「大いなる意志」に見捨てられた。

破砕戦争

世界が壊れ褪せ人たちが王を目指すきっかけとなる事件。

この戦争でエルデンリングが砕かれ、その破片は「大ルーン」と呼ばれる。大ルーンを巡って女王マリカの子供たちである「デミゴッド」らが争いをはじめ、大きな争いとなったが決着はつかなかった。

この過程で大いなる意志は狭間の地に住まう者たちに見切りをつけ、褪せ人たちを呼び戻すことで新たな秩序を世界に取り戻すことを画策する。

大いなる意志

作中世界における高位存在、創造主的な立場。

破砕戦争に失望し従来の統治者たちへ狭間の地を任せることをやめた。かつて追放した褪せ人たちを呼び戻し新たなエルデの王とさせることを画策している。主人公はそうして狭間の地を訪れた褪せ人の一人。

大いなる意志自体も単一ではなく複数存在し、それぞれの使いとして「二本指」を派遣しているように思う。(黄金律、狂い火、星の三柱と予想)

二本指

「大いなる意志」がその意志の伝達と遂行のために派遣する使者。

複数体が存在し、思想の違いがある。

円卓

エルデの王となるため狭間の地を訪れた褪せ人たちが招かれる異世界。

見込みのある褪せ人たちが集う。

エンディング

エルデの王を目指す旅の中で願いを託され、その願いに沿ってどのような治世を行うかでエンディングが分岐する。

エルデの王

壊れかけの時代

特に願いは託されず、砕けたエルデンリングの破片をただ寄せ集めて何とか形にした状態。またすぐ壊れる。

律の時代

不完全であったエルデンリングの数式に対して、その綻びを見つけ完全とする答えを「金仮面卿」より託された際のエンディング。

真なる完成形となったエルデンリングにより世界が秩序で満たされる。

昏き者たちの時代

死に生きる者の願いを託された際のエンディング。

黄金律を否定し、死に生きるという在り様を肯定する。それは黄金律による秩序を穢す行いであり、黄金律を信奉する者とは相いれない。

絶望の祝福

呪われて生まれ、世界を憎んだ者の願いを託された際のエンディング。

世界を穢し全てが穢され切ってしまえば全てが対等となるため、世界を穢しぬくための願い。

星の世紀

目に見えて祝福が存在する世界の在り様を否定した者の願いを託された際のエンディング。

生命が祝福から完全に切って離せないものであるにせよ、それを遠くへやる。

神の存在が遠くなった現実世界に近い世界を目指す思想。

狂い火の王

生まれて来たくはなかったと世界に絶望した者たちの願いを託された際のエンディング。

狂ってしまえば絶望を感じることもなく、それが救いとなる。

例え絶望であっても生きるということに意味があると信じる者とは相容れない思想。

デミゴッド

デミゴッドの家系図を作成してみました、GitHubから閲覧できます。

永遠の女王マリカ

彼女自身はデミゴッド(半神)ではなく、神そのもの。

マリカの子供たちがデミゴッドと呼ばれる。

「最初の王ゴッドフレイ」と「黄金律、ラダゴン」と結婚したことが知られているが、マリカ=ラダゴンである。(神の女人格がマリカであり、男人格がラダゴンなのだと思う)

最初の王ゴッドフレイ

永遠の女王マリカと結婚した最初のエルデの王。

王であったが狭間の地を追放された。

黄金のゴッドウィン

破砕戦争により最初に死んだデミゴッド。

魂だけが死に、肉体はまだ生きている。死にながら生きているため死王子とも呼ばれている。

接ぎ木のゴドリック

デミゴッドの中でも特に力の弱い存在として生まれた、ストームヴィル城の城主。

「破片の君主、モーゴット」の分身。

星砕きの英雄、将軍ラダーン

武闘派のデミゴッド。

「ミケラの刃、欠け身のマレニア」と戦い相打ちとなり、狂気に侵され今も戦場跡を彷徨っている。

ミケラ

デミゴッドではあるが不完全な神、「ミケラの刃、欠け身のマレニア」とは双子の関係。マレニアの双子の兄。

「血の君主モーグ」に囚われているが現状では意識があるのかなど不明。愛されるという権能があるため、モーグに惚れられてしまった。

ミケラの刃、欠け身のマレニア

「星砕きの英雄、将軍ラダーン」と相打ちになった武闘派のデミゴッド。ミケラの双子の妹。

「ミケラ」との再会を願っているが、ミケラは囚われているため再会の見込みはない。

血の君主モーグ

「破片の君主、モーゴット」との双子。

「ミケラ」に惚れ込んでおりミケラを攫い、いつか自身とミケラの王朝を築くことを夢見ている。(ミケラを神として崇めており、その伴侶となり王となることを願っている)

普段は自身の王宮に安置しているミケラの血液に潜んでいる。

忌み王、モーゴット

「血の君主モーグ」との双子。

分身を「接ぎ木のゴドリック」として操り、デミゴッドらを倒しに来た褪せ人を狩らせている。

祝福を得られない忌み子として生まれたが、黄金の一族としてそれでも黄金樹を守ろうとしていた。黄金樹から愛されなくとも、モーゴットは黄金樹を愛した。

冒涜の君主、ライカード

「満月の女王、レナラ」と「黄金律、ラダゴン」の子供。

ラダゴンが「永遠の女王マリカ」の王配となったため外戚としてデミゴッドになった。