Docker版Stable Diffusionのモデルを変更する
Stable Diffusionを使いやすくしたAUTOMATIC1111。
そのAUTOMATIC1111をさらにDockerで扱えるようにした「Stable Diffusion WebUI Docker」をインストールすることで、ゲーミングPCでAIイラストをブラウザから簡単に生成できるようになります。
詳しいインストール手順はnoteに先人が手順をまとめてくれています。
ただ、デフォルトだとStable Diffusionのモデルは自動でダウンロードされる「v1-5-pruned-emaonly.ckpt」と「sd-v1-5-inpainting.ckpt」しか選べないため、別の学習モデルを使用する方法を書き留めておきます。
学習モデルの入手方法
AI系コミュニティのHugging Faceにてモデルが多数公開されています。
利用したいモデルをここから入手してきます。
今回は「v2-1_768-ema-pruned.ckpt」を入手してきました。
モデルによって出来ることや出来ないこと、得意不得意や用途があるので各自で調べましょう。
モデルの配置
\stable-diffusion-webui-docker\data\StableDiffusion
gitでクローンしてきたリポジトリの上記フォルダに「v1-5-pruned-emaonly.ckpt」と「sd-v1-5-inpainting.ckpt」が格納されています。(Docker Composeにてイメージをインストールする際にダウンロードされるため、起動したことがなければまだダウンロードされていません)
このフォルダに入手したモデルを配置すれば、ブラウザから配置されたモデルを選択できるようになります。