レビュー:BCMレールカバーとフォアグリップをMCMRに装着
BCM製のフォアグリップ『BCMGUNFIGHTER KAG - Kinesthetic Angled Grip』とレールカバー『BCM Rail Panel Kit 5.5-inch』をレプマートにて購入したのでレビューします。
BCM AIRが発売しているBCM MCMR 11.5をせっかくならBCM純正の実銃パーツでドレスアップしたいなと思い購入してみました。今回購入したのはどちらもM-Lok用ですがKeyMod用やピカティニーレール用のモデルも販売されているので対象の規格にあったものか購入前にチェックが必要です。
内容物
フォアグリップとレールパネルはいずれも簡素なパッケージに入っています。
フォアグリップは固定に使用する六角レンチが付属しており、レールパネルは5本がセットとなっています。
フォアグリップの外観レビュー
このフォアグリップはBCMのブランド名であるBCMGUNFIGHTERとして販売されているもので、KAG(Kinesthetic Angled Grip)として知られています。
アングルドグリップだとか斜めグリップと呼ばれているタイプで、マグプルのAFGが有名ですね。
サイドにはBCMのロゴマークがしっかりと刻印されており、今回はM-Lok用なのでそれを示すマークもつけられています。
握り心地はほんのり優しい手触りでロゴマークと相まって所有欲が満たされます。
取り付け部分はBCM製であることとM-LokはMAGPULの特許仕様なのでパテントが明記されています。
レールパネルの外観レビュー
BCM製であることを示すロゴがうっすらと刻印されています。
触り心地はしっかりと手に馴染むホールド感がありながら、素手で握っても痛くならない手触りでレールパネルを探しているなら不満を持つことは難しいのではないでしょうか。
特にレールパネルは約2,000円と実銃パーツの中ではかなりお手ごろな価格であるため手を出しやすく、かなりオススメです。
MCMRハンドガードに取り付ける
今回ドレスアップの対象としているBCM AIRのBCM MCMR 11.5は、何といってもBCM公認ライセンスで提供されるM-Lok MCMRハンドガードでしょう。
このハンドガードはそのままでもピカティニーレールのものなどと比べて細くかなり握りやすいハンドガードですが、BCM AIRのオリジナル要素としてBCM AIRの刻印が入ったラバー素材のレールパネルが付属しています。レアものらしくこのカバーだけがフリマサイトで出品されていたりするんだとか。
柔らかいラバー素材なのでしっとりと手に馴染みますが、主張が激しいので今回は購入してきたレールパネルに席を譲ってもらいます。
簡単に取り外しが可能となっています。
BCM MCMRハンドガードへ取り付けた様子
格好いいですねぇ……
私は左利きなので右手が前になる姿勢でハンドガードを握ることが多いです。なので5枚あるレールパネルを左側面に2枚と右側面に3枚割り振りをするスタイルにしてみました。バランスを重視するとフォアグリップの前にレールパネルを1枚つけると良いのだと思いますが、レールパネルを切ってしまうことがもったいなく感じて今回はカットを見送りました。
レールパネルは装着すると丸みを帯びたハンドガードとなり、より一層握りやすくなるのでレールパネルを使用したことがないなら1度装着してみることをオススメします。5枚並んで装着した場合の握り心地は半端ではなく、MCMRハンドガードにぴったりです。
カットしていないので11.5インチのハンドガードには綺麗に装着することは出来なかったのですが、フォアグリップ前部へレールパネルを配置した場合も最初からそうだったかのような握り心地への違和感が全くなく、BCMでフォアグリップとレールパネルを揃える価値はあるなと思いました。
もちろんフォアグリップもハンドガードにしっかりと装着できてがたつきは一切ありませんでした。
お座敷で眺める用でもいいですし、ホールド感が素晴らしいのでサバゲーでの実戦も問題ないです。
BCMが好きならば価格も抑えめですし買いでしょう。
褒めすぎたので最後に気になった点を挙げておくと、フォアグリップ前部にレールパネルを配置せず左右には配置した場合、やや握り心地に違和感を覚えるのは注意が必要です。レールパネルで丸みがついているのにフォアグリップ部分だけ丸みがないためですね。これはレールパネルをカットしてフォアグリップ前部にも装着するか、より長いハンドガードに換装して装着することで回避できるます。素手ではなくグローブ越しであれば特にこの点も気にならないとは思いますが。